【NPO法人アズイット出雲の挑戦】

〜「住み慣れた地域で、最期まで私らしく」を叶えるために〜
病気や障がいがあっても、大好きなこの町で、最期まで自分らしく安心して暮らしたい。
それは、誰もが抱く当たり前の願いです。
私たちNPO法人アズイット出雲は、病院や施設ではなく「地域の中で暮らしたい」「家に帰りたい」という想いに寄り添い、その願いを地域全体で支える仕組みを創り上げるために活動しています。
🕊️ 私たちが最終的に目指すもの:「ホームホスピス」の創設
私たちが最大の目標として掲げているのは、この地域に「ホームホスピス」を創ることです。
ホームホスピスとは、地域にある「もう一つの我が家」です。
大きな看板のない、ごく普通の民家を舞台に、5名程度の少人数で暮らします。血の繋がりはなくても、ともに食卓を囲み、笑い合い、支え合う「おおきな家族」のような関係が生まれる場所です。
厳しい規則や一律のスケジュールはありません。「何時に起きるか」「何を食べたいか」といった、その人がこれまで大切にしてきた生活リズムを何よりも尊重します。そこに、訪問看護や介護のプロフェッショナルが入り、24時間365日体制で日々の暮らしと医療的ケアを支えます。
「一人暮らしで、もしもの時が心配」「家族だけで介護するのは負担が大きすぎる」。
そんな不安を抱えるご本人やご家族にとって、心から安心できる「第二の我が家」となる場所。それがホームホスピスです。
🕊️ 夢への力強い第一歩:「つばさ訪問看護ステーション」
このホームホスピス実現に向けた「地域の基盤づくり」として、私たちがまずスタートさせたのが「つばさ訪問看護ステーション」です。
将来のホームホスピス設立を見据え、現在は「訪問看護」という専門的な立場から、ご本人とご家族のすぐそばで直接的に生活を支え、以下の4つの柱を大切に活動しています。
- 「自分らしくありたい」という想いに寄り添う画一的なケアではなく、その人の生活ペースに合わせた支援を行います。食事の工夫やご自宅での洗髪など、ご本人が望む「当たり前の生活」を最期まで送れるようにサポートします。
- 24時間体制の医療的ケアで「安心」を届ける終末期(お看取り)のケアや、急な体調変化など、医療的な処置が必要になっても自宅で過ごせるよう、24時間対応(オンコール体制)で専門的な看護を提供します。
- ご家族の不安や負担を共に支え、孤立させない「家族だけで介護できるだろうか」という不安を抱え込ませないよう、専門スタッフがご家族としっかり連携します。介護するご家族の相談にも応じ、安心できる在宅療養環境を一緒に整えます。
- あらゆるライフステージ・状態の方を支援する高齢の方だけでなく、がん、認知症、障がいのある方、精神疾患や難病を抱える方、そして小児にいたるまで、医療・介護を必要とするすべての方が地域社会の中で孤立しない「受け皿」を目指します。
結びに
セミナーのテーマでもある「住み慣れた地域で最期まで安心して暮らすために」。
この願いを、今は「つばさ訪問看護ステーション」として皆様のご自宅へ出向き、お一人おひとりの暮らしを支えることで叶えていきます。
そしてその活動を通じて地域との絆を深め、将来的には「ホームホスピス」という地域の安心の要(かなめ)を創り上げる。それが、私たちNPO法人アズイット出雲の目指す未来の姿です。







